深夜便258 ヴェルディ 「ドン・カルロ」 東京二期会 (2/22) 2014
過日(2月22日)東京文化会館にて、東京二期会オペラ劇場によるヴェルディの「ドン・カルロ」を観てきました。ガブリエーレ・フェッロ指揮東京都交響楽団他による演奏です。
フィリッポ二世、伊藤純の慈愛が滲み出てくる悲観と、ジョン・ハオのストレートな威圧感は、とても対照的であり、ともに印象に残りました。
題名役は、山本耕平の新鮮さにドン・カルロらしさを見出し、福井敬の全力投球にはただ圧倒されました。
エリザベッタの安藤赴美子は、インフルエンザにより23日の公演を降板したとのことで、20日に観ることができたことは幸いでした。横山恵子が連投したとのこと、きっと別組でも素晴らしかったことでしょう。
ダブルキャストが組まれていたなかで、両日出演となった6人の代議士、素敵なハーモニーを聞かせてくれました。
ガブリエーレ・フェッロは、コンサート指揮者というより、オペラ指揮者というイメージがありますが、都響から引き出していたサウンドは、かなりシンフォニックなものとなっていました。遅いと感じさせないゆったりしたテンポを採ることが多く見受けられ、横の線よりも縦の線が強調されているように思えました。
フィリッポ二世、伊藤純の慈愛が滲み出てくる悲観と、ジョン・ハオのストレートな威圧感は、とても対照的であり、ともに印象に残りました。
題名役は、山本耕平の新鮮さにドン・カルロらしさを見出し、福井敬の全力投球にはただ圧倒されました。
エリザベッタの安藤赴美子は、インフルエンザにより23日の公演を降板したとのことで、20日に観ることができたことは幸いでした。横山恵子が連投したとのこと、きっと別組でも素晴らしかったことでしょう。
ダブルキャストが組まれていたなかで、両日出演となった6人の代議士、素敵なハーモニーを聞かせてくれました。
ガブリエーレ・フェッロは、コンサート指揮者というより、オペラ指揮者というイメージがありますが、都響から引き出していたサウンドは、かなりシンフォニックなものとなっていました。遅いと感じさせないゆったりしたテンポを採ることが多く見受けられ、横の線よりも縦の線が強調されているように思えました。
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